竹内師水 著
A5判・上製クロス装・函入
定価:6000円+税 2009年2月刊
ISBN978-4-86330-016-3
誕生日ではなく「母胎に宿った日」で占う!
天海僧正、横山丸三翁秘伝の開運処世術
生まれた日ではなく、それをさかのぼること二六四日前の「受胎」の日によってその人の運命を占う「天源淘宮術」。この占いの歴史は古く、徳川家康の参謀であった天海僧正を始祖とし、江戸時代に横山丸三が集大成したと伝えられております。本書は、各人に生まれつき天より与えられた運命や性格を十二宮によって分類・解説し、主に生活上の心がけによって各宮の人が幸福を増進し不幸を避ける秘訣を分かりやすく伝授いたします。例えば、止宮に属する人は財産にも地位にも恵まれるが嫉妬心・猜疑心が強いので「常に秋月の皓々として、千里を照らす如く、胸中を晴々しく持つ工夫が肝要」と説かれ、緩宮に属する人は機転が利くが性急で落着きがないので「常に心を落ちつけて、人情を察し、親切忠実を旨として人の世話をする」ことの重要性が説かれます。本書は、運命学としてのみならず江戸時代から現在に至るまで庶民薫育の役割をも担った秘法「開運淘宮術」の分かりやすい解説書です。
(改訂新版)
|