株式会社慧文社

トップページ
新刊既刊
書評広告
これから出る本
書籍注文
リンク

 
トップページ >> 既刊・新刊 >> 使命の自覚 国家と国民のための自衛隊統率の理念

使命の自覚 国家と国民のための自衛隊統率の理念

使命の自覚 国家と国民のための自衛隊統率の理念・書影
書影:クリックで拡大表示

絹笠泰男 著
A5判・上製クロス装・函入 2008年9月刊
定価:5000円+税 ISBN978-4-86330-018-7

真の平和国家と自衛隊の在るべき姿を問う!
幹部自衛官→裁判官という経歴を持つ著者
だからこそ書けた、全く新しい自衛隊論!

健全にして法を厳守する「国民のための」自衛隊を形成すべく、日本国憲法に立脚した自衛隊統率の論理と法解釈を提言! 隊員教育の経験に基づき、従来論じられることが少なかった「自衛官の人権」等についても法律的視点から論考する。幹部自衛官および裁判官を歴任し、長年防衛法制を研究してきた著者ならではの、深い法学的考察と現状分析に基づく自衛隊論!

著者略歴

絹笠 泰男(きぬがさ・やすお)
昭和3年生まれ。旧陸軍特別幹部候補生第1期生(陸軍伍長)。昭和28年関西大学法学部卒。同年神戸家庭裁判所調査官補。昭和33年航空自衛隊に公募幹部として入隊。各部隊勤務を経て、昭和53年 航空自衛隊幹部学校にて定年退職(二等空佐)。引き続き同校および統合幕僚学校等で部外講師受任。平成2年東京簡易裁判所判事、平成10年定年退官。現在、秀英法律事務所にて防衛法制研究中。

目次

目次
序 説
初版まえがき
第1編 使命の認識
第1章 序 論
第2章 国家の認識
 第1節 国家の概念
 第2節 国家と統治権
 第3節 自然法思想に基づく国家観
 第4節 自然法主義憲法と憲法改正の限界
 第5節 憲法改正限界論(自然法思想)の
  歴史的教訓
 第6節 自衛官の憲法尊重擁護義務
第3章 我が国の安全保障の論理と自衛隊
 第1節 恒久平和主義の理念
 第2節 我が国の安全保障についての考え方
 第3節 自衛隊の役割と任務
 第4章 結 語
第2編 自衛隊運用のための基本法理
第1章 序 論
第2章 文民統制の法理
  (シビリアン・コントロールについて)
第3章 我が国おける文民統制の問題点
第4章 自衛隊における命令と服従
第5章 憲法9条に基づく制約原理
 第1節 憲法9条の解釈的立場
 第2節 憲法9条についての有権解釈
 第3節 安保条約及び国連等国際協力の問題
 第4節 憲法9条とインフォメーション・ウォー
第6章 自衛官と人権
 第1節 人権総論
 第2節 個人尊重の法理(憲法13条)
 第3節 思想・良心の自由(憲法19条)
 第4節 信教の自由(憲法20条)
 第5節 表現の自由
第7章 結 語
第3編 使命の価値
第1章 序 論
第2章 人間としての心の原点
第3章 国家の価値
 1.健全な国家観を醸成する必要性
 2.愛国心の醸成
 3.愛国心教育の在り方
第4章 我が統治体制の価値
 第1節 統治体制の価値を認識する意義と
  政治的行為の禁止
 第2節 社会主義体制の問題点
第5章 帰属意識
 1.帰属意識の意義
 2.自衛官としての帰属意識を強化する
  心の持ち方
 3.部下隊員の帰属意識を強化するための
  指揮官としての在り方
 4.自衛隊の存在価値
第6章 結 語

ご注文


Copyright (c)2020 Keibunsha Co.,Ltd. All Rights Reserved.
画像や書誌データは宣伝・紹介等にお使いいただく場合、転載自由です。
E-mail:info@keibunsha.jp