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青海概説  近代チベット史叢書 7

青海概説・書影
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東亜研究所・編
A5判・上製クロス装・函入(304頁)(改訂新版)
定価:7000円+税
2009年11月刊 ISBN978-4-86330-033-0

シルクロードとチベット高原の交差点
「青海省」の歴史と地誌を余さず記録!

古来、モンゴル・中国・シルクロードとチベット高原を結ぶ要所であった中国青海省、またの名をチベット・アムド地方。チベット族、モンゴル族、回族など様々な民族が居住し、チベット仏教ゲルク派の宗祖ツォンカパを輩出した聖地、また当代ダライ・ラマ14世の出身地としても知られる。中華民国で発行された多数の文献・資料を元に、戦中日本の国策研究機関が調査・編纂した、20世紀前半の青海を知る貴重史料!

「近代チベット史叢書」推薦文  小峰彌彦大正大学学長・仏教学博士)

 2009年は、1959年のチベット民族蜂起より50年の年にあたる。昨年の北京オリンピックの折りにも解放問題をめぐり、世界各地で解放を望む運動が顕在化したことは記憶に新しい。とはいえこの問題も、決定的な武力紛争までいたらなかったこと、さらには中国への配慮なども影響し、日本においての関心はそれほど高くなるには至らなかったのが現況である。だが、チベット問題は、当該の民族のみのことではなく、国際的にも重要な課題であることは間違いない。それ故、私たちはこの課題に真剣に向き合う必要があるが、そのためにはチベットに対する基礎的な知識を備えた上の正しい認識が不可欠となるのである。
 本叢書は「20世紀初頭から第二次世界大戦に至るチベットの歴史と民族文化」を学ぶ基礎的な資料としても重要であるし、チベット問題の原点を考察する上で貴重な材料を提供している良書である。青木文教氏をはじめとする著者の体験を通しての報告は、読者に多くの知識と示唆を与えるものと確信するものである。

著者略歴

編者:東亜研究所(とうあけんきゅうじょ)
1938年、企画院の外郭団体として創立された国策研究機関。初代総裁は近衛文麿。1946年3月解散、資産は財団法人政治経済研究所に引き継がれた。

目次

緒言/周振鶴「青海」の序文
第一章 位置・境界
第二章 自然環境
第一節 地形・地質
  山脈/河川/湖沼/地質
第二節 気候
第三章 住民
第一節 種族
  漢族/回族/蒙古族/西蔵族/土族
  /散拉爾回族/満族
第二節 人口
第三節 分布
第四節 言語
第四章 沿革
第一節 沿革
第二節 建置史
第三節 移植史
 (1)漢族青海移植史
 (2)満洲族青海移植史
 (3)蒙古族青海移植史
 (4)回族青海移植史
 (5)撒拉爾族青海移植史
 (6)西蔵族青海移植史
 (7)土族青海移植史
第四節 辺務史
第五章 政情
第一節 政治組織
 県治:一、共和等七県を増設せる事情報告書/
    二、大河壩等六処に新県を増設する案
 旗盟/番族/番地各県設治経過困難及現況/土司
第二節 自治組織
  沿革/区域/経費/区長の訓練/区長の委任
第三節 軍隊・警察
第四節 財政
第五節 司法及び監察
第六節 社会事業
  医院/救済院/青海省娯民大会場/災民収容所
  /倉儲
第七節 教育
  中等教育/初等教育/社会教育
第八節 文化
  付 各県史治視察報告書
   楽都県/亹源県/同仁県/共和県/循化県
 
第六章 生産業
第一節 農業
  土壌/農作物/災害/農耕技術/水利/墾務/
  小作制度
第二節 牧畜
  家畜の種類/家畜副産物
第三節 羊毛業
  主要産地/出口額/品質/羊毛の種類/
  剪取の時期/剪取の方法/羊毛交易の歴史/
  交易の方法/運輸の方法
第四節 林業
第五節 鉱業
  金/石炭/銀/鉄/銅/鉛その他
第六節 塩業
第七節 工業
第八節 漁業
第九節 商業
第十節 金融機関
  質商/義倉/社倉/銭会(無尽講)/普通の貸借
  /銀行、銭荘
第七章 交通
  陸運/水運/航空/郵政及電信/交通機関
第八章 宗教及び寺院
  ラマ教/回教/基督教
第九章 風俗
  衣飾/飲食/住居/婚姻/出生・生育/
  男女の労働/喪葬/衛生/集会/信仰
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