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海外営業マン ドサ回り奮闘記―国際社会で泣き寝入りしない日本人になれ

海外営業マン ドサ回り奮闘記―国際社会で泣き寝入りしない日本人になれ・書影
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佐伯秀穂 著
四六判・上製・カバー装・256ページ 2012年5月刊
定価:1500円+税  ISBN978-4-86330-057-6

世界数十ヶ国で長年働いて見えた
日本人の長所・短所を鋭く講述!

倉敷紡績の繊維営業マンとして、戦後復興期から40余年にわたり、世界五大陸を何百回となく行商行脚してきた著者。厳しい国際社会での艱難辛苦と悲喜こもごもの異文化体験から、日本人の国民性の長所と短所を痛感する。日本の産業と政治の未来を憂えて渾身の筆を執る、実体験的ビジネス論、国際文化論と辛口「日本人論」!

国際ビジネスマン、企業経営者、海外留学生、教育者に!

著者略歴

佐伯 秀穂(さえき・ひでほ)
1926年、大阪生まれ。東京大学法学部卒業後、倉敷紡績に入社。専務取締役を経て1992年退職。各種業界団体の代表も務め、IWTO国際羊毛繊維機構の初の日本総会を招致。倉敷紡績退職後、帝塚山学院大学、大阪産業大学の非常勤講師。またウラジオストク商科大学等で講演。国際ビジネスマンとして海外を巡った経験から、日本人の長短につき講述を行う。

目次

はじめに

1 敗戦からビジネスの世界へ
   
  生い立ちと企業での成長記
大正昭和のパッチ族
 父母と祖父母
幼少時から大学入学、入営、復学まで
 満洲事変・支那事変・日米開戦を自分の目でみる
 入営
 進駐軍との接触、はじめての国際取引
 復学してマッカーサー司令部ボランティアから学ぶ
 ジェシー・ピニオン氏
 復学後の学生生活
 父の急死 引き続き兄の死亡
 母の結核、ストマイで延命
 母のこと追加
 父のこと追加
商売への誘い  二人の叔父に商売を習う
 倉敷紡績(クラボウ)入社
 結婚について
 社内騒動で大物・塚田公太氏が社長就任
  就任演説は代金回収
 岩田信次氏に学ぶ
 史実引用は入神の技
 遊びと仕事のけじめ
 叱正の厳しさ
 自ら陣頭に立って泥をかぶる
 上長にも言うべきことは、はっきりという自己の
  哲学を持つべし
 人事に関する見識
 スキー毛糸に対する情熱
 羊毛部門キャラクターの劣化を憂う
 初陣の幸運
夢に見た海外出張
   
  香港から南アフリカまで十五カ国を巡回
香港  暴力で奪い英知で築いた東洋の真珠
フィリピン  マルコス・イメルダ夫妻を見る/
  華僑とアメリカ資本の圧倒
シンガポール  ブキテマを望見/
  インド人から日本軍の優秀さを絶賛される
タイ  「アンナとシャム王」の国
ビルマ  昔から女権の強い国/
  娘の恋人日本軍将校を探して欲しい
インド  大変な親日国/
  スバス・チャンドラ・ボースは国民的英雄のトップ
イラク  王政の時代/アラビアンナイトのムードの町/
  素朴親切な国民/私の第二のふる里
イラン  世界指折りの美人国/
  テヘランの乞食少年、イギリスの大成金に
レバノン  世界で活躍したフェニキア人/
  北朝鮮に抗議して拉致を直ちに解決
シリア  イスラムの古い歴史の国/
  レバシリ系ユダヤ人はキビシイ定評あり
トルコ  東郷・乃木通りのある親日国
エジプト  アラブの名門国家/ナセル将軍を見る
アルジェリア  ペペルモコの港のホテルに泊まる/
  難しい民族性に注意
イスラム総括  インシャーラの意味年齢と共に
  理解できる/なんでもあり、駄目もとで案外いける
南アフリカ  人種差別を受けながらも
  バイヤーは王様
ロシア
 ソ連繊維公団総裁との二代にわたる親交 スパイを
  頼まれながら手編み毛糸の大量販売に成功
 ロシアの義理と人情
 ソ連ビジネスから社会主義、
  共産主義の本質を考察する
 ウラジオとハバロフスクでの学会で思う
 極東ロシア商科大学での講義
イギリス  英国羊毛公社総裁の日本婦人との恋
 イギリスのタクシーのエピソード
 スコットランドにツータル社との合弁会社を設立
アメリカ合衆国
 アメリカの毛織物取引のキビシさ
 専門商エージェント ジェイコブズ氏
 ニクソン政権の副大統領アグニュー氏
 アメリカへの綿糸紡績工場の進出調査で
  ジミー・カーター元大統領との縁
 ホールマーク社訪問  贈り物のプロに「しびれる」
ラテン・アメリカ 南米諸国
  根強い反米感情とアミーゴ社会
オーストラリア、ニュージーランド
  戦後日本の失った大切なもの
結 び

2 繊維産業への献身
   
  奮闘の経験から説くビジネスマンシップ
私の体験的企業経営哲学
企業の存在理由は社会に対する価値の創造、提供である
企業の損益は社会のその企業に対する評価の集積、通信簿である
繊維産業は不況でなく不勉強ではないか
セクショナリズムに悩む  商品欠陥の理由や状況を箝口令で知らせない技術責任者
ブレインストームをはじめる  各個人をやる気にする
四つの力の原則を打ち出す  商品力、販売力、機動力、コスト力
商品力  婦人服に進出 レーヨン開発 勝てば官軍
麻の開発  羊毛紡績機械で麻糸開発に挑戦/消火ホースを構えながら試行錯誤
販売力  クウェートの現場へ行って目から鱗が落ちる
商社とメーカー各自の責任分担
機動力  ビジネスは不良在庫との戦い
予算の愚
コスト力  ゼロからの見直しが必要
繊維産業は永遠の有望産業である
大正紡績の快挙と不安
ユニクロは一朝にして成らず
苦しみは成長の契機  起死回生! 毛紡機で麻紡に挑戦
欧州中小メーカーの工夫
消火対策整え麻を紡績
死中に活を求める方法  蛇の道はへび、何でもネゴできるイスラム圏
エジプトに活路を見出す
カイロ〜ベイルートとんぼがえり
バクシーシ作戦
黒字決算に貢献
現場は仕事の宝庫である  ジャン・ギャバン『望郷』の舞台アルジェで
人情味厚いが苦情も厳しい
アルジェの戦いの闘士
政治の建前とビジネスの本音
イラク制服大作戦
着陸地不明のイラク航空・戦闘機の護衛でバグダッドへ
チグリスの生水を大ジョッキで一気飲み
お土産に頭を絞る
百六十万着一年で納めよ
切腹覚悟で受注決断
寺尾昭夫氏の命がけの苦労
韓国に縫製発注  教科書事件にも毅然たる対応
全員一丸で無限の可能性
ガンと闘う  生命の不思議 生き死には運命のいたずら
苦しい放射線と化学療法
東洋紡茶谷社長と病院で会い、同病相憐れむ
病気を治すのは本人の意欲と知る
倉紡繊維本部長となる
不良在庫の究明と処分
ブレインストーム開始
労務部門の体質転換
工場職員の経営視野を広げる
機動力重視のエピソード
設備投資と品質の問題  トップが現場を見ないと、ひどいことになる
クラボウ羊毛部門創業五十周年に五十億円の利益達成
大学講義 ベンチャービジネス論に出講
第三講 小嶋淳司 がんこフードサービス社長  遅れた業界にこそ革新の余地あり
第五講 大川功 CSK社長  不利な条件を有利に生かす
第六講 永守重信 日本電産社長  精神風土を変えよ/ロマンが成功の条件
第七講 高原慶一朗 ユニ・チャーム社長
第八講 私の講義
日本羊毛産業のパイオニア  後藤恕作とその子孫、後藤績氏・太作氏
武藤治太氏のこと
寺尾昭夫氏を偲ぶ  稀代の万能選手の急逝を悼む
芋づる式に可能性広げる
現場重視の万能選手
囲碁とテニスと草花と
断食療法の体験  岸上宗訓氏との交友
 

 


3 世界を旅して見えたもの
     実体験から考える比較文化論

日本文化の特質・特異性
ものつくりは断然世界一  されど戦略面で甚だ劣る
タシケントのオペラハウス  日本軍捕虜の建てたものだけが地震にビクともせず
ニューヨークの一流ホテルでの盗難事件で悪戦苦闘
 タライまわし  時間切れで泣き寝入りさせる作戦
 総支配人との対決  戦わずんば勝利なし
 戦わずんば勝利なし
 トップが逃げないアメリカと逃げる日本  自浄力の弱さと遅さは日本の大弱点
ロンドンのバス旅行業者のインチキと戦う
日本人の国際ビジネスマンを中央省庁のトップに多数任用せよ
米国あれこれ
高校生の末娘の米国留学とお返しの日本招待
アメリカ旅行から
 シアトル空港のあるレントン市長と面談
 日本移民の耕作地は没収されて独・伊移民には返却された
 イチローを見る
 ロータリークラブでスピーチ  断じて所信を表明すれば認められる
 ネスパース・インディアン博物館
 ポットラッチ製材製紙工場の見学
 モルモン教徒トメニー氏
 ヒル・スペース・ミュージアム
 ゴールデンスパイクの記念館  昭和十五年の屑鉄対日禁輸の実態を知る
 日本婦人の述懐
ユダヤ人 体験的総括
 迫害に対する準備  宝石、商業、金融業、学力、芸術 情報力
 パリの安宿で徹夜の議論
 ミッシェル・ゼルニク  国際ファッション屋との交際、取引
 日本に逃避中のユダヤ人と親交
デンバーからサンアントニオへ  アメリカのウールとモヘア
 ロッキーのふもとにて  アメリカの大学出に英語を教える
 アラモの砦の目と鼻の先で
 川島成信氏の功績を讃えて
 売れないのでなく、売らないのだ  国際モヘア会議に思う
 生産者自らユーザー接近を
 テキサス流ごまかし術
 ショットガンとベストボール
最近の米国の危うさ  九・一一テロについて考える
ショウマンシップがリーダーシップに  IWTO国際     羊毛繊維機構の日本総会を招致
 コペンハーゲン セックス経験を識別する銅像
 大成功に終わった東京総会
アフリカ最南端への二回の旅  新生した南アフリカの前途
 売りと買いの立場の違い
 多民族国家の軋轢
 日本人的気配り
 カルーからクルーガーへ
 人は檻、動物は大地を闊歩  四国ほど広い自然動物園
 国際貿易の鉄則
 悩み多ければ希望もまた  南アフリカ駐日領事との親交
中国  この国の文化も強靱で手強い
中国からの学習団を教える  国際協力機構依頼
 海南島での経営指導
満洲旅行から
中日企業文化学術研討会に出席して  中国最近の諸相
 大企業病と鉄飯椀
 笑顔で無視してがっちり主張
目に余る向銭看  日本人はネギを背負ったカモ
ラオス管見
 竹の国ラオス
 物価
 対日感情
 活気あふれるマーケット
 繊維産業と観光業
 国立大学での講演
国際食べもの談義  名物にうまいものなし/団体旅行の食事はなぜお粗末か
海外おみやげ談義  有名ブランド最大の客は日本人/一言もしゃべらないで値切る

4 泣き寝入り民族よ目覚めよ
   
  日本人の国民性と政治・教育・社会問題
日本人の国民性の重大な注意点 列挙
第一番 恐れずにはっきり物を言うべし
第二番 理論武装を骨太に
第三番 繰り返し説明をする  一度言った事は押し通す 変更しない
第四番 一定レベルの語学を習得  訥弁でも「なかみ」で勝負
第五番 公平の原則を盾にする  自虐をやめる
第六番 脅しに負けない  国際交渉は脅し合いだ
第七番 気概と勇気  タブーを吹き飛ばせ
日常の世直し活動について
自衛隊後援のための活動
企業に手紙を書く
公衆迷惑罪の取り締まり
外国人にできるだけ話しかける
行政のムダ使い、非能率、硬直は日本の「ガン」
図書館運営を叱る
駅前の自転車置き場改善
NTTとの十年にわたる悪戦苦闘
飛行機談義  DC3からコンコルドまで 税関の対応
環境問題  ホーキング博士の宇宙観測
宇宙の意志  サムシング・グレート
半世紀ぶりに学園に戻り教壇に立って
私語厳禁
本当の歴史を教える
居眠り禁止
時事問題オープン討論
学内にはびこる怪しい勢力
不当解雇を訴えて教壇に戻る
歴史教科書の抜本的改正が日本の死活問題
日本の近代史を見直してその本質を知れ
韓国併合・竹島問題
慰安婦問題
盧溝橋事件は中共軍による挑発 抹消された通州の日本人虐殺事件
日米開戦時の日本外務官僚の大失態
パラオ・ペリリュー島玉砕を讃える米海軍司令官の詩
「ルーズベルトニ与フル書」  海軍第二十七航空戦隊司令官・市丸利之助少将の遺言
マッカーサーGHQの日本占領政策
マッカーサーの証言  「日本の戦争は止むを得ないものだった」
東京裁判史観から脱却せよ
バンドン会議と日本政府の対応
靖国問題
捕鯨について
事なかれによる譲歩は最悪  教科書誤報事件と近隣諸国条項
核兵器は持つべし
勇気が根本の問題

あとがき

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