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「おもろさうし」選釈―オモロに現われたる古琉球の文化

おもろそうし書影
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伊波普猷・著 2015年9月末刊行
A5判・上製クロス装・函入248頁 
定価:本体6000円+税
ISBN 978-4-86330-151-1 C0039
「沖縄学の父」による、『おもろさうし』研究の金字塔!

首里王府によってまとめられた、古琉球の歌謡集『おもろさうし』。それは12世紀から17世紀初頭にかけて歌われた歌謡を収めたもので、500年に亘る歴史と文化を内包している。「沖縄学の父」伊波普猷は、言語学、民俗学、文化人類学、歴史学、宗教学の知見を総動員してこの『おもろさうし』を解読した!本書は『おもろさうし』を丹念に読み解くとともに、古琉球の歴史や文化を明らかにした名著である。読みやすい現代的表記(新字・新かな)で、装いも新たに復刊!

著者紹介

伊波 普猷(いは・ふゆう)
民俗学者、言語学者。「沖縄学の父」。言語学、民俗学、文化人類学、歴史学、宗教学などを融合させた沖縄研究の体系を「沖縄学」として作り上げた。特に古謡集『おもろさうし』の研究で功績が大きい。古琉球の姿を解明し、その独自性を明らかにするとともに、日本との連続性についても考察を行った。浦添城跡に建てられた彼の顕彰碑には、次のように刻まれた。「彼ほど沖縄を識った人はいない 彼ほど沖縄を愛した人はいない 彼ほど沖縄を憂えた人はいない 彼は識ったが為に愛し愛したために憂えた 彼は学者であり愛郷者であり予言者でもあった」。 (1876-1947)

目次

目次
序に代えて ――『おもろさうし』の歴史――
例 言
収録おもろ一覧
おもろさうし選釈
附録
参考文献

収録おもろ一覧
一、むかしはじめからのふし(琉球開闢のオモロ)
二、ぜりかくののろがふし(為朝の運天港上陸を呪ったオモロ)
三、あがる三日月がふし(天体の美を歌ったオモロ)
四、みかなしがふし(英祖王の饗宴を謳ったオモロ)
五、ぢやなもひがふし(察度王を謳ったオモロ)
六、うらおそいのおやのろがふし(尙巴王の誕生を歌ったオモロ)
七、さしきいぢゑきあぢのふし(尙巴志の前途を祝福したオモロ)
八、きこゑきみがなしのふし(尙巴志の勢揃を歌ったオモロ)
九、てどこんの大やこがふし(尙巴志王朝の時初めて支那に使いした人を歌ったオモロ)
一〇、すゞなりがふなやれのふし(をなり神をうたったオモロ)
一一、しよりゑとのふし(船をうたったオモロ)
一二、あおりやへがふし(尙巴志王の出陣を謳ったオモロ)
一三、きたたんよのぬしのふし(鎧を歌ったオモロ)
一四、ちやうやおえまのしがふし(引出物をうたったオモロ)
一五、しよりま人がふし(戦争を歌ったオモロ)
一六、のちあがりがふし(阿麻和利の出世を予言した詩人を讃美したオモロ)
一七、はさらきよがふし(阿麻和利を謳ったオモロ)
一八、きこえかねまるがふし(尙円王の子煩悩をうたったオモロ)
一九、たつながふし(善政をしいた領主を謳ったオモロ)
二〇、ねいしまいしがふし(日琉貿易を歌ったオモロその一)
二一、みるやにがふし(日琉貿易を歌ったオモロその二)
二二、月てだのやにてゞかゞちよわれがふし(航海者としてのアカインコを謳ったオモロ)
二三、おとまりがふし(白馬金鞍の貴公子を謳ったオモロ)
二四、うらおそいおもろのふし(しのぐを踊る領主を謳ったオモロ)
二五、かつれんまみなこがふし(恋を謳ったオモロその一)
二六、はつにしやがふし(恋を謳ったオモロその二)
二七、はなぐすくあんじつきの大やがふし(麻布のことを歌ったオモロ)
二八、かなぐすく大ぢきよがふし(九年母玉をうたったオモロ)
二九、きこえ大ぎみがさやはだけおれわちへがふし(八重山征伐のオモロ)
三〇、おにのきみはいやなさいきよにしなてがふし(久米島の君南風を謳ったオモロ)
三一、しよりゑとのふし(南蛮貿易を歌ったオモロ)
三二、うちいていかなふくのもりのふし(外国貿易を歌ったオモロ)
三三、おくらつがふなやれがふし(那覇築港を歌ったオモロ)
三四、あおりやへがふし(尙真王の中央集権を謳ったオモロ)
三五、あまへわちへがふし(覡としてのオモロネヤデリを歌ったオモロ)
三六、きみがなしふし(オモロ詩人アカインコを歌ったオモロ)
三七、あおりやへがふし(鼓をうたったオモロ)
三八、あおりやへふし(阿応理屋恵の伊平屋島遥拝をうたったオモロ)
三九、うちいてはあがるえとのふし(日出讃歌)
四〇、大ざとのげすおもひあんじのふし(琉球最古の画家サフロクを謳ったオモロ)
四一、しよりゑとのふし(航海の安全を祈ったオモロ)
四二、しよりゑとのふし(貢取としての巫女をうたったオモロ)
四三、あおりやへがふし(尙寧が国王の世嗣となったのをうたったオモロ)
四四、首里ちよわちへからはのふし(尙寧王の即位を謳ったオモロ)
四五、あおりやへがふし(尙寧の旧領浦添をうたったオモロ)
四六、まにしがまね〳〵ふけばがふし(尙寧王妃のオモロ)
四七、首里ゑとのふし(船をうたったオモロ)
四八、しよりゑとのふし(法司の船出を祝福したオモロ)
四九、あおりやへがふし(雨の止むのを祈ったオモロ)
五〇、こへしのがふし(豊作をうたったオモロ)
五一、うらおそいふし
五二より六〇まで、稲の穂祭の時のオモロ
六一より七二まで、稲の大祭の時のオモロ
七三より八九まで、知念久高行幸の御時オモロ
九〇、雨乞の時のオモロ
九一より九三まで、昔神代に百浦添御普請御祝いの時のオモロ
九四、あかずめづらしやがふし(唐船すらおるしまた御茶飯の時のオモロ)
九五より九七まで、祝の時のオモロ
九八、しよりゑとのふし(御冠船の御時のオモロ)

附録(こゑにや、おもり、宮古島のあやご、八重山の歌)

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