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トップページ >> 既刊・新刊 >> 近代チベット史叢書 12 >> 英支西蔵問題交渉略史

英支西蔵問題交渉略史 近代チベット史叢書 12  

チベット探険記・書影
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南満洲鉄道株式会社北京公所研究室・編
A5判・上製クロス装・函入
定価:本体7000円+税 2015年10月15日刊行
ISBNISBN978-4-86330-153-5 C0322 248ページ

チベットをめぐる丁々発止の外交・交渉戦!
19世紀末から20世紀初頭、チベットは列強の覇権争いの舞台となっていた!インドを抑さえ勢力を広げるイギリスと、チベット支配の手を緩めない清朝。そして清朝を取り込み南下しようとするロシア。さらにネパールやモンゴルなども絡み、情勢は複雑な様相を呈していた。それぞれの国は何を求め、どのように決断し、どのような駆け引きをしたのか?ラサ条約やシムラ会議、マクマホンラインなどの裏側を記す貴重な記録!新字新仮名による読みやすい改訂新版。チベットの高僧の一覧と系譜をまとめた「西蔵各ラマ教主事紀」も付録に収める。

「近代チベット史叢書」推薦文  小峰彌彦大正大学学長・仏教学博士)

 2009年は、1959年のチベット民族蜂起より50年の年にあたる。昨年の北京オリンピックの折りにも解放問題をめぐり、世界各地で解放を望む運動が顕在化したことは記憶に新しい。とはいえこの問題も、決定的な武力紛争までいたらなかったこと、さらには中国への配慮なども影響し、日本においての関心はそれほど高くなるには至らなかったのが現況である。だが、チベット問題は、当該の民族のみのことではなく、国際的にも重要な課題であることは間違いない。それ故、私たちはこの課題に真剣に向き合う必要があるが、そのためにはチベットに対する基礎的な知識を備えた上の正しい認識が不可欠となるのである。
 本叢書は「20世紀初頭から第二次世界大戦に至るチベットの歴史と民族文化」を学ぶ基礎的な資料としても重要であるし、チベット問題の原点を考察する上で貴重な材料を提供している良書である。青木文教氏をはじめとする著者の体験を通しての報告は、読者に多くの知識と示唆を与えるものと確信するものである。

編者について

南満洲鉄道株式会社北京公所研究室
南満洲鉄道(満鉄)の調査機関として1907年に設置された満鉄調査部の一部門。中国大陸を中心に日本や諸外国に関する広範な調査立案を行った。「北京公所研究室」は1932年に満鉄調査部上海事務所に改編され、1936年に調査課が設置。日本の国策の決定に大きな影響を与えた。1945年日本の敗戦に伴い解体。

目次

第一章 英支交渉発生以前に於ける蔵支関係概略
第二章 清末西蔵問題に関する英蔵支間条約締結
     「附」ラサ九局暫行章程、蔵俗改良その他
第三章 康地内属始末と清末に於ける川辺経略
第四章 清末四川軍入蔵とダライラマの亡命
第五章 ダライ出亡後の英支西蔵問題交渉
第六章 西蔵独立運動と蒙蔵関係
第七章 シムラ会議
第八章 西蔵軍の川辺攻略と停戦議約始末
第九章 民国七年後英支西蔵問題交渉経過
第十章 西蔵問題に対する各方面意見
第十一章 結論
     「附」西蔵各ラマ教主事紀

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