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入菩薩行 河口慧海著作選集 第12巻

「入菩薩行」書影
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河口慧海・訳
シャンテ・デーヴァ(寂天)・著
A5判・上製クロス装・函入 定価:本体7000 円+税 2016年4月15日刊行・232ページ
ISBN978-4-86330-160-3 C0315

チベット仏教において重視される典籍『入菩薩行』。菩薩とは?大乗仏教哲学の実践を論じた一冊。

チベット仏教において重視される典籍『入菩薩行』(「入菩薩行論」とも)。ダライ・ラマ14世も座右の書として愛読し、動乱の中でラサから亡命する際にも、この本を手放さなかったと言われる。河口慧海はその『入菩薩行』のテクストをチベット語版、サンスクリット語版、そして漢訳版と比較対照し、そして翻訳した!菩薩とは何か。どうすればその高みに至れるのか。大乗仏教哲学とその実践を論じた一冊。現代表記による改訂新版。

「河口慧海著作選集」推薦文  チベット文化研究会会長 高山龍三

百年余前、チベット探検僧としてもてはやされた河口慧海、一年余で再渡印、インド、ネパール、チベットに計一七年も滞在、仏教、チベット語、梵語を学んだ。帰国したときは五〇歳、彼の研究と著作はその後に始まる。あまりにも有名な『チベット旅行記』のみ取りあげられるが、日本におけるチベット学の祖として、請来した経典の翻訳、研究、チベット語学生の養成、未完に終わったが辞典編纂につとめた。慧海を扱った本や論文は日本だけでなく、中国、欧米にも及び、増え続けている。彼の仏教思想は改めて現代に問い直されている。彼は学究としての道をとらず、また僧としての地位に安住せず、行動する真の宗教者として一生を終えた。彼の請来した文献や多方面にわたる文物は、公共の機関に所蔵され、チベット文化研究に貢献した。そのいくつかの著作は復刻されたが、ここに現代人が読みやすいように、書籍化されるようになったのは、幸せなことである。

著者・訳者略歴

シャンティ・デーヴァŚāntideva) 650年-700年頃
7―8世紀に活躍した中観派の高僧。寂天、静天とも。南インドの王族として生まれ、出家した後ナーランダ僧院で学ぶ。主著に『入菩薩行』および『学処集成』がある。特に『入菩薩行』はチベット仏教にも大きな影響を与えた。

河口慧海(かわぐち・えかい) 1866-1945
仏教学者、僧侶。大阪府堺市生まれ。哲学館(現・東洋大学)、黄檗山万福寺に学ぶ。大乗仏教の原典を求め、1897年よりインド・ネパールを遍歴の後、単身チベット探検を敢行。1901年(明治34年)日本人で初めてチベットの首府ラサに到達する。1913年(大正2年)2度目のチベット入りを果たし、ネパール伝サンスクリット(梵語)仏典、チベット大蔵経等を将来する。帰国後、大正大学教授。我が国の西蔵学(チベット学)・印度学(インド学)の先駆として活躍。著書『西蔵旅行記』(チベット旅行記)は現在まで広く読み継がれている。

目次

入菩薩行の序
入菩薩行菩提心利益説明品第一
入菩薩行罪業懺悔品第二
入菩薩行全持菩提心品第三
入菩薩行注意教示品第四
入菩薩行認識守護品第五
入菩薩行忍辱教示品第六
入菩薩行精進教示品第七
入菩薩行禅定教示品第八
入菩薩行般若到彼岸品第九
入菩薩行廻向品第十

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