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トップページ >> 既刊・新刊 >> たばこ喫みの弁明 喫煙規制に見る現代社会

たばこ喫みの弁明 喫煙規制に見る現代社会

たばこ喫みの弁明・書影
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本島進 著/装丁画:凡淡水
四六判・並製・カバー装・242ページ 2004年4月刊
定価:1500円+税 ISBN978-4-905849-10-0

煙草の歴史・文化を詳述!

「反たばこ」の嵐が吹き荒れる時代だからこそあえて問う、タバコの「光」、そして「影」。元JT(日本たばこ産業)幹部が、煙草の歴史、文化を徹底解説。喫煙マナーを守れない大人・未成年喫煙問題の本質など、喫煙問題に隠された、「大人になれない大人たち」の精神的病巣を鋭く抉る!

雑誌『正論』に採り上げられました

著者略歴

本島進(もとじま・すすむ)
昭和28年大分市生まれ。昭和50年、一橋大学法学部卒業後、同年、日本専売公社入社。広報部長、京都支店長。平成14年3月末、JTを退社。現在、日本嗜好品アカデミー代表。著書に『「伝承」で歩く京都・奈良』(慧文社)・共著に『煙草おもしろ意外史』(文春新書)がある。

目次

はじめに
ある出来事
光と影の認識
第一章 嗜好品とは何か
「嗜」と「好」
モノとしての嗜好品
嗜好品の薬理作用
嗜好品の楽しみ方
人間にとっての嗜好品
〈たしなみ〉の原点
たばこの効用
第二章 たばこの歴史を辿る
1 受容の歴史
神との出会い
他者との出会い
自己との出会い
2 迫害の歴史
十七世紀ヨーロッパにおける迫害
十七世紀日本における迫害
十八世紀から十九世紀にかけて
二十世紀初頭の迫害
ナチス・ドイツによる迫害
二十世紀後半からの迫害

第三章 現代の反たばこ論を検証する
1 反たばこ運動の風景
2 健康に悪いという根拠は絶対か?
疫学の功罪
科学の落し穴
気になる疫学の使われ方
マスコミの姿勢と大衆
社会的コスト論と国民運動
受動喫煙規制の根拠
公権力介入への疑問
行政の意思決定プロセスの危険性
健康増進法の問題
3 迷惑はどこから生じたか
4 未成年者対策の本質を考える
第四章 大人になれない大人たち
1 現代日本人の精神構造
2 大人育成プロセスの崩壊―躾・教育の混乱を見る
3 大人を喪わせた社会構造を探る
(1) 世間の希薄化
(2) モラトリアムの氾濫
(3) イニシエーションの退化
(4) 知育偏重と学校制度
第五章 大人になるために
エピローグ 文化の継承
参考文献
あとがき

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