小沼丹の藝 その他
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大島一彦 著
四六判・並製・337ページ 2005年10月刊
定価:2800円+税 ISBN978-4-905849-33-9
穏やかな情感と深い思索を端正な文章で綴った珠玉のエッセイ集!
著者の師である小沼丹の代表作「村のエトランジエ」と「黒と白の猫」を論じた表題作「小沼丹の藝」、英国滞在の思い出を綴った「ハムステツドの日日」他、小林秀雄、福田恆存、三浦哲郎、国語問題、日常の情景など、鋭い洞察と彫琢された文章で描く珠玉のエッセイ集。
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著者略歴
大島一彦(おおしま・かずひこ)
昭和二十二年(一九四七年)茨城県生れ。早稲田大学大学院文学研究科英文学専攻修了。現在、早稲田大学文学学術院教授。著書―『ジエイムズ・ジヨイスとD・H・ロレンス』(旺史社)、『英国滞在記』(旺史社)、『ジェイン・オースティン』(中公新書)、『寄道―試論と随想―』(旺史社)、訳書―『サイラスおじさん』(H・E・ベイツ原作、王国社)、『マンスフィールド・パーク』(ジェイン・オースティン原作、キネマ旬報社)、『説得』(ジェイン・オースティン原作、キネマ旬報社)、編輯(共同)― 『小沼丹全集』(全四巻及び補巻、未知谷) |
目次
T
寄道―小沼丹先生の横顔―
梅のかをり
囲碁の話
白侘助と目白
小沼先生の手紙
*
随想小沼丹
小沼丹略伝
生立ちから大学入学まで
大学入学から文壇登場まで
文壇登場から妻の死まで
「大寺さん」の登場から「小沼丹作品集」全五巻の完結まで
晩年
編輯を終へて
小沼丹の芸
*
三浦哲郎論
U
演奏家小林秀雄
思想家小林秀雄
感想―三つの實朝像―
郡司勝義著「歴史の探求―わが小林秀雄ノート・第三―」
*
福田恆存著「私の國語教室」
歴史的仮名遣ひの発想について
アナログ派 |
V
ハムステツドの日日
ペリンズ・レイン二十六番地
オツト家の猫
チヤアチ・ロウとハムステツド・ヒイス
ケンウツド・パアク
野外劇場と映画館
ホリイ・ヒルとハイ・ストリイト
フラスク・ウオオク
ウエル・ウオオクとヴエイル・オヴ・ヘルス
カムデン・タウン
サウス・エンドとノオス・ロンドン・ライン
某月某日の記―ハムステツド追想―
イギリス人とユウモア
*
土産話
オツクスフオオドの船遊び
二〇〇一年九月十一日前後
あとがき |
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