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地域と図書館 図書館の未来のために

地域と図書館・書影
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渡部幹雄 著
A5判・並製・240ページ
定価:本体2500円+税 ISBN978-4-905849-37-7

中学校区に図書館を!

これまでにいくつもの新図書館設立に指導的立場で携わり、現在(2006年1月)も滋賀県の公立図書館・館長を務める著者が、その豊富な経験を基に、良い図書館の諸条件、現在の図書館の問題点などを論じ、地域文化に根ざし、地域の市民に貢献する図書館づくり・図書館運営を提唱!図書館員、司書、出版・書店関係者のみならず、一般利用者にも必読の書!

大分合同新聞に採り上げられました

 

著者略歴

渡部幹雄(わたなべ・みきお)
1953年11月大分県豊後大野市緒方町生まれ。大分県緒方町立図書館、長崎県森山町立図書館を経て初代滋賀県愛知川町立図書館長。東京学芸大学大学院修了。著書に『図書館を遊ぶ』(新評論、2003年)がある。

目次

1 はじめに
2 地域と図書館
中学校区に図書館を配置するために/地域の中の図書館の姿
3 地域の図書館の現状
4 地域の生涯学習の拠点としての図書館
5 地域づくりと図書館
6 地域に根ざした図書館経営戦略
地域課題に対応した資料の充実/建物/図書館による町づくり/終わりに
7 地域の図書館づくり私史
はじめに/過疎の地での図書館づくり/二つの海に囲まれた環境での図書館づくり/二つの川に囲まれた町での図書館づくり/終わりに
8 地域志向の図書館の支援
児童書担当向け実習/地域行政・一般分野担当向け実習/実習受け入れから運営協議会員への就任/新図書館が目指した方向
9 地域に図書館が意識されるための図書館員のあり方
10 地域の図書館と社会教育施設相互のあり方
はじめに/図書館から公民館を意識/終わりに
11 地域で図書館の専門性をどう守るか
はじめに/専門性の確立/公共性への取り組み/終わりに
12 地域と図書館との接点を求めて
地域志向型図書館における『町のこしカード』/図書館と自治体史編纂事業/自治体史編纂のために必要とされる技術/図書館から地域へ/回想法的な手法で地域と結びつく/地域に根を張る人と人のネットワーク
13 これからの図書館に望まれるもの
14 地域志向型図書館になるための十か条
15 終わりに
図書館法
あとがき

★日本図書館協会選定図書

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