第一部 水と共に
T 鶴見川流域の暮らしと自然
―危機から希望へ―(岸由二)
1 もうひとつの暮らしの世界・流域
2 鶴見川のこと知っていますか
3 鶴見川とその水系/典型的な都市河川
4 ”危機”の実体を知る
5 危機と希望が促した流域連携
6 歴史を振り返る
7 未来イメージ
8 鶴見川流域入門
U 温泉の自然と文化
―神奈川県綱島温泉について―(大山正雄)
はじめに
1 過去120年間の温泉客数と源泉数の推移
2 日本の温泉分布
3 温泉地とその位置付け
4 温泉の定義と成因
5 神奈川の自然と温泉
6 綱島温泉
7 街の景観について
V 鶴見川流域の幕末・維新(平野正裕)
はじめに
1 横浜開港と幕末の社会不安
2 横浜開港と治安取締の体制強化
3 飯田広配の旺盛な経済活動
4 神奈川県収税長添田知通
5 幕末・維新を力強く生きた個性
―まとめにかえて |
第二部 森と生活
T 武士団「綴(都築)党」を追う―中世の多摩丘陵に生きた武士たち―(飯森富夫)
はじめに
1 武蔵国の武士団
2 都築を名乗る武士たち
3 都築党の根拠地周辺
おわりに
U 身近な自然―里山と私たちの暮らし―
(吉武美保子)
1 里山ってなんだろう?
2 里山再発見―温故知新
3 環境問題からのアプローチ
―たくさんの○(まる)を探そう
4 教育・文化・福祉からのアプローチ
―地域コミュニティの再生へ
5 港北区の里山の変遷
6 横浜での里山保全ボランティア活動
7 里山が教えてくれるこれからの暮らし
V 社寺林保護のエコロジーと精神環境
(川瀬博)
はじめに
1 横浜の緑地面積の変遷
2 港北の社寺林
3 社寺林のエコロジー
4 ゲシュタルトとしての社寺林
―社寺林の精神分析へ―
おわりに |