父の国 ドイツ・プロイセン
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ヴィプケ・ブルーンス 著
猪股和夫 訳 ISBN978-4-905849-45-2
四六判・上製・488頁
定価:本体3800円+税
父は、ヒトラー暗殺計画を知っていた…
1944年7月20日、ヒットラー政権史上最大のクーデターが起こる。しかしヒトラーはからくも難を逃れ、計画は失敗。すぐさまヒトラーの報復が始まった。数百人に上る逮捕、そして処刑。そのなかには、父の名も…。そのとき末娘の「私」は6歳。父の記憶、父との想い出は突如襲った空爆によって瓦礫の下に埋もれてしまった。60年を経て、その父を取り返すべく、いま、ドイツ第一線のジャーナリストが筆を執る―。
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☆「ツァイト」紙のノンフィクション部門でベストセラー第1位
☆「週刊新潮」6月22日号、福田和也氏「闘う時評」に掲載。
☆「産経新聞」朝刊(2006年7月9日)に書評掲載。(評者・松永美穂氏)
☆「読売新聞」朝刊に書評掲載。(評者・川出良枝氏) →書評一覧
☆ヒトラーに処刑された父へ―末娘からの60年レクイエム
☆英語訳(My Father's Country)も2007年2月、海外で出版されます
原書名:Meines Vaters Land― Geschichte
einer deutschen Familie
(私の父の国―あるドイツ人家族の物語)
著者:Wibke Bruhns(ヴィプケ・ブルーンス)
原書の版元:Econ Verlag |
略歴
著者:ヴィプケ・ブルーンス(Wibke Bruhns)
1938年ドイツ、ハルバーシュタット生れ。1971年、
ZDF(ドイツ第二テレビ)の報道番組「ホイテ」の女性初のキャスターとなる。その後「シュテルン」誌の通信員としてイスラエル、米国などに赴任。元ブランデンブルク東ドイツ放送文化部長。ドイツで指折りの高名な放送ジャーナリスト。
訳者:猪股和夫(いのまた・かずお)
1954年生れ。静岡大学卒業(ドイツ文学専攻)後、「小学館独和大辞典」の校正業務に従事。校正スタッフのチーフを務める。現在、出版社校閲部勤務。 |
目次
プロローグ
一 IGクラムロート
二 第一次世界大戦
三 任官
四 トラウマ
五 親族会
六 エルゼ
七 結婚
八 浮気
九 ナチス
一〇 総統
一一 第二次世界大戦
一二 ベルンハルト
一三 ベルリン
一四 その日
エピローグ
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