あなたは笑って大往生できますか
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朝日俊彦 著
四六判・並製・176ページ 2006年6月刊
定価:1500円+税 ISBN978-4-905849-46-9
「忌避する死」から「準備する死」へ!
終わりよければすべてよし!生前より「死」について考え、準備をすれば、うまく死ぬ(大往生する)ことが出来る!
がん告知を始め、学会報告、全国での講演会などで、終末期医療についての認識を広める活動を行う著者が、医師としての自らの経験を基に、「うまく死ぬ」ことの大切さとその工夫を伝授!
「尊厳死」「死の準備教育」「生きがい」「死生観」など、終末期医療と老後生活の新しいあり方・価値観について考察。(巻頭推薦の辞 荒崎良徳)
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本書より抜粋
そろそろ日本人も、日本人らしい死生観というものを形成するべき時期にきているように思います。高齢社会を迎えて、いかにして長寿を達成するかだけでなく、いかにしてよりよい死を迎えるかについても論議されるべきでしょう。最近の朝日新聞によるアンケートでも、ガン末期になれば、積極的な延命より、緩和医療を望むという回答が77%も占めていて、現実とのギャップを埋めるような努力をしなければならないと思います。そのためには、医療者と患者や家族が忌憚のない意見交換をすべきですし、死についての学びを深めることが必要になるのです。
★NHK「ラジオ深夜便・こころの時代」に著者が出演し、大きな反響がありました
★大反響、第3刷出来! |
著者略歴
朝日俊彦 (あさひ・としひこ) 1946年香川県高松市生まれ。
1972年岡山大学医学部卒業。1979年岡山大学医学部講師、1982年より香川県立中央病院泌尿器科部長を経て、2007年7月あさひクリニックを開業。
現在、日本ホスピス在宅ケア研究会副代表、日本尊厳死協会理事、香川ターミナルケア研究会世話人、かがわ尊厳死を考える会会長を務める。
1983年からがん告知を始め、学会での報告、全国での講演会などで、終末期医療についての認識を広める活動を行っている。 |
目次
第1章 あなたは笑って大往生できますか
第2章 生きがいについて
第3章 Sさんのこと
第4章 死生観
第5章 医療者の立場でのグリーフケア
第6章 死ぬ前に考えておくべきこと
第7章 死の準備教育
第8章 人生で最も大切な習慣
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