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トップページ >> 既刊・新刊 >> 常に諸子の先頭に在り―陸軍中將栗林忠道と硫黄島戰

常に諸子の先頭に在り陸軍中將栗林忠道と硫黄島戰

常に諸子の先頭に在り―陸軍中将栗林忠道と硫黄島戦・書影
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留守晴夫 著〈帶推薦の辭:松原正先生〉
體裁:四六判・上製
平成18年7月刊 本文274頁+口繪16頁
定價:3000圓+税 ISBN978-4-905849-48-3

何とも見事な日本人がゐた!

米軍の死傷者數が日本軍のそれを上囘つた唯一の戰鬪、硫黄島戰。今もアメリカでは、その未曾有の激鬪の有樣が書物や映畫によつて語り繼がれ、先人の「平凡ならざる剛勇」が稱へられる。しかるに日本では、名將「栗林忠道」の名前すら忘れ去られて久しい……。「アメリカとだけは戰ふな」、さう主張し續けた帝國陸軍屈指の知米派栗林が、皮肉にも米海兵隊の大軍を硫黄島に於て迎へ撃ち、壯烈な戰死を遂げる迄の實に見事な生涯を辿りつつ、昔も今も變らない日本人及び日本文化の宿命的弱點を容赦無く剔抉する、アメリカ文學者による異色の栗林中將論。
たちまち増刷!
産経新聞朝刊(評者潮匡人氏)・雑誌「正論」(産経新聞社)・雑誌「諸君!」(文藝春秋)等で書評に取り上げられました。     →書評抜粋

著者略歴

留守晴夫(るす・はるを)
昭和23年(1948年)宮城縣仙臺市生
昭和46年 早稻田大學第一政經學部政治學科卒業
昭和52年 早稻田大學文學研究科英文科博士課程中退
現在 早稻田大學文學學術院教授(アメリカ文學專攻)

目次

第一章 忘れられた栗林中將
アメリカを象徴する硫黄島記念碑
日米いづれ劣らぬ勇敢極る獻身
忘れ去られた栗林中將
時世の在り樣で變る行動
事大打ちこはし思想と積極的健忘症
日本人は「ゴム人形」
南部人フォークナーの言葉
人間に關する普遍的眞實
自己批判こそ道徳的
美徳の寶庫、大いなる口實
眞實を追ふ狩人の傳統
勝者も敗者も哀れな裸の二足獸
忘れてならぬ敗者の見事

第二章 知が力とならぬ文化
栗林とスミスの個性の激突
合理精神の論理の絲
全滅しても敗北はない
二つの敵
敵を知る者と知らぬ者
全てを主觀的に見る傳統
日米國力の隔絶を痛感
獨往邁進主義への急激な傾斜
力が活かされなかつた知米派
知る者を排撃する風潮
人の未だ嘗て思はざる所を思ひ
爆發せんばかりの怒り

第三章 吾人將校ノ覺悟
軍人敕諭の近代的メッセージ
明治の軍人と昭和の軍人
軍閥抗爭史に無縁
死に至る迄の「將校ノ覺悟」
部下逹の記憶に殘る栗林
奇蹟的な迄の強烈な統率
人事にまつはる恐るべき弊風
軍中央は前線の實情と遊離
滅ぶべくして滅びた帝國陸軍
最惡の事態を想定する西洋文化
我々は蟻の門人
本來の任務の自覺
忘れられた日本人
「邦家ノ將來」は「我等ノ雙肩」に

第四章 日本近代の本當の姿
硫黄島を訪ねて
最後ノ一瞬迄戰鬪ヲ續行セントス
フォードA型と最新のキャデラック
凄じき肉薄戰鬪
日本近代の本當の姿
騎兵廢止論
吉橋徳三郎の自決
本格的近代化を沮むもの
撮み食ひの西洋理解
悲劇を祖國教育の眞の機縁に

第五章 二つの自己認識の相剋
皇室中心主義と栗林
我等ハ國民ノ儀表ナリ
國柄への自信
二つの自己認識の相剋
哀しくも人間らしい美しい日々
戰爭といふ試煉の熱鐵
自我よりも宿命の子供
民族の深部に根差した現象
硫黄島守備隊最後の奮戰
全將兵ニ告グル命令
「屍を敵に渡すな」とて自決

栗林忠道略年譜
參考文獻
人名索引
跋 文

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常に諸子の先頭に在り・パンフレット→PDF:チラシ『常に諸子の先頭に在り』(460kb)


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