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嘘の行方

「嘘の行方」(三宅正太郎)・書影
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三宅正太郎 著
A5判・上製・クロス装・函入(新訂版)
定価:7000円+税 2007年1月刊
ISBN978-4-905849-55-1

北海道の自然のすがたとそこに生きる貧しい人々の犯罪を描いた名編の数々!

札幌控訴院長として勤務していた頃の短・中編を採録した「嘘の行方」を待望の復刊。 北海道の大自然やそこで起こった事件・犯罪などを、裁判官としての豊かな経験と貧しい人々への慈愛に満ちた眼差しで随筆にまとめた名著!

名  著  復  刊 !

三宅正太郎著作シリーズ 全6巻完結

著者略歴

三宅正太郎(みやけ・しょうたろう)
明治二十年東京都生まれ。明治四十四年東大独法科卒業、大正二年判事となり、司法省参事官兼外務書記官、司法大臣官房秘書課長、大審院判事、札幌、長崎控訴院長を経て、昭和十五年司法次官、同十六年大審院部長、同二十年大阪控訴院長、同二十一年退職のち、弁護士、国会議員。昭和二十四年逝去。著書 『裁判の書』『法官餘談』『わが随筆』『雨後』等。

目次

エスペラントの聖書
法廷と劇と
千松
非科学論議
海馬島
親子地蔵
別れのことば
芝居随筆
嘘の行方
老境
或る事件
盲囚二景
手相
融雪期
年輪
新吉
友を語る
ナナカマド
落穂
酌婦
一死刑囚の手記

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