わが随筆
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三宅正太郎 著
A5判・上製・クロス装・函入
定価:7000円+税 2007年3月刊
ISBN978-4-905849-62-9
透徹した観察力によって人間万般を深く考察した随筆集!
英国で起こった十四歳の少年の退学事件に鋭い法的、倫理的考察を加える「アーチャー・シー事件」、「神与え、神取り給う」というキリスト教の教えに己の理想の人生を照らし合わせる「ヨブのコトバ」、法廷と演劇との類似点を興味深く考察した「法廷と劇と」など、文人三宅正太郎の面目を遺憾なく発揮した随筆集。
(新訂版)
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名 著 復 刊 !
★三宅正太郎著作シリーズ 全6巻完結 |
著者略歴
三宅正太郎(みやけまさたろう)
明治二十年東京都生まれ。明治四十四年東大独法科卒業、大正二年判事となり、司法省参事官兼外務書記官、司法大臣官房秘書課長、大審院判事、札幌、長崎控訴院長を経て、昭和十五年司法次官、同十六年大審院部長、同二十年大阪控訴院長、同二十一年退職のち、弁護士、国会議員。昭和二十四年逝去。著書
『裁判の書』『法官餘談』『嘘の行方』『雨後』等。 |
目次
小鳥
若き頃
オプラート
私語
アーチャー・シー事件
覚悟
牡丹
忠孝長崎
交通地獄
ことば
阿部章蔵君のいましめ
世阿弥
団菊祭
政治への信仰
新春雑筆
鍛錬なき知識
『路傍の石』
色紙三題
判例七話
一、夫
二、親
三、教師
四、善良風俗
五、赤インキの粉
六、娼妓
七、役人 |
裁判小話
一、実子を養子にした話
二、小作人仙吉の話
三、大盗にされた小盗の話
四、警部補と腫物の話
五、不貞の母を救った子の話
六、ある親子心中の話
ヨブのコトバ
横田千之助氏の或る印象
報告
家庭の平和
偶成
経と褌
たのむの実録
或る素材
夢枕
額の裏
法廷と劇と
酌婦
一死刑囚の手記 |
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