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増補版 朝鮮上代建築の研究

増補版朝鮮上代建築の研究・書影
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米田美代治 著
解説・年譜執筆作成 芹生春菜
(東京文化財研究所文化遺産国際協力センター研究補佐員)
A5判・上製クロス装・函入
定価:10000円+税 ISBN978-4-905849-85-8

日本統治時代の碩学が遺した考古学の金字塔、
装い改め遂に復刊!

戦前・日本統治下の朝鮮にあって、真摯な研究姿勢で考古学・建築学上に大きな業績を遺し、現在でも韓国の学会で高い評価を受ける夭折の学者・米田美代治。古代朝鮮半島考古学・仏教建築史に関する数々の論文を一冊にまとめた、 米田の研究成果の粋である名著に、原本未掲載の遺文および、芹生春菜氏書き下ろしの解説・著者略伝、年譜を新たに加えた増補新訂版!

写真・図面多数掲載!
考古学・建築史・仏教史等、東洋古代史全般に必携!

著者略歴

米田美代治(よねだ・みよじ 1909? - 1942)
福岡県生まれ。生年・生地等は不詳。
1932年、日本大学専門部工科建築科を卒業。
1933年、日本統治下の朝鮮へ渡航、朝鮮総督府博物館(現・ソウル市:国立中央博物館の前身)の嘱託となる。現在観光名所として有名な仏国寺、石窟庵(現・慶州市:ユネスコ世界遺産・大韓民国国宝)など、数々の古蹟調査事業に従事し、朝鮮の古建築や考古遺跡に関する研究を行なう。
1942年、腸チフスを患い京城帝国大学附属病院で没。
著書『朝鮮上代建築の研究』は没後の1944年、藤田亮策・村田治郎らの尽力によって編纂・刊行された。
1976年には韓国で、申榮勳による翻訳版『韓国上代建築의研究』(東夷文化研究院・東山文化社編、ソウル・韓国文化社)が刊行され、米田の業績は現在に至るまで高い評価を受けている。

目次

 (藤田亮策)
慶州石窟庵の造営計画
 一 序 説
 二 石窟造営計画の考察
  一 石窟の平面
  二 石窟の立体
  三 穹窿部の石組構造
  四 其他各部の構造
 三 本尊石仏の構成に就いて
  一 窟内の位置
  二 台座の構成
  三 仏体の構成形態と総高
 四 三層石塔の構成計画に就いて
  一 平面の構成
  二 立面の構成
  三 石塔造成計画の重要事項
 五 結 論
仏国寺の造営計画に就いて
 内容梗概
 緒 言
 一 金堂を中心とする一郭、平面の復原
  一 中門(紫霞門)の平面
  二 金堂(大雄殿)の平面
  三 講堂(無説殿)の平面
  四 経・鐘楼及廻廊の平面
  五 東西の両石塔の中心距離と石灯の位置
  六 毘盧殿及び観音殿の平面
 二 極楽殿を中心とする一郭の復原考察
  一 極楽殿の平面
  二 安養門の平面と石灯の位置
  三 廻廊に就いて
 三 伽藍の平面計画に於ける基準の存在
  一 仏国寺平面の基準長と其の性質
  二 千軍里寺址に於ける平面計画の基準
 四 伽藍の平面と石塔との関係
 五 結 語
仏国寺多宝塔の比例構成に就いて
 一 序 説
 二 各部の考察
 三 結 語
慶州千軍里寺址及び三層石塔調査報告
 一 序 説
 二 石塔の現状及実測
 三 復原と使用尺
 四 石塔造成計画の考察
 五 寺址の発掘経過と出土遺物
 六 伽藍配置の実測と其の復原
  一 地割基準長
  二 廻廊と中門と経鐘楼
  三 東西両塔の位置
  四 金堂の位置と規模
  五 講堂の位置と規模
  六 講堂の両翼堂
 七 伽藍配置の造営計画考
 八 結 語
千軍里双塔の意匠計画について
慶州・望徳寺の研究
 一 序 説
 二 望徳寺の金堂及び塔婆の平面
  一 金堂の平面
  二 東西両塔の平面
 三 望徳寺に於ける地割法の存在と其の計画的伸展
 四 結 論(四天王寺及薬師寺との関係)
新羅統一初期の寺址から見た内鮮のつながり
扶余・百済五層石塔の意匠計画
 内容梗概
 一 序
 二 現状と実測と復原
  一 現 状
  二 実 測
  三 復 原
 三 意匠計画の推定
  一 主要な各部各層の平面形大の構成
  二 主要な各部各層の立面形大の構成
  三 全体比例と意匠計画の推定
 四 本塔と新羅石塔及び法隆寺塔婆の一部との比較
 五 結 語
益山・王宮塔の意匠計画
   ―附 一般寺院と塔婆造立の基準に就いて―
 一 はしがき
 二 現 状
 三 実測と復原の寸法
 四 塔軸部の意匠計画の推定
 五 他の塔婆との比較
 六 結
朝鮮上代の建築と伽藍配置に及ぼせる
                天文思想の影響

 内容梗概
 一 序 言
 二 漢代の天文学の概要と楽浪郡
 三 三国時代の遺例
 四 新羅統一時代の遺例
 五 結 語
朝鮮上代の建築と伽藍配置に及ぼせる
        天文思想の影響に関する補遺

 一 序
 二 支那上代の天文五行思想と儒教及び
    仏教思想の関係
 三 思想の抽象化を見た宮室建築と
    初期伽藍との関係
 四 伝来初期の朝鮮仏教建築
 五 結 語
〈附 録〉
文献より見たる三国時代前期の漢尺使用考
 一 序 言
 二 文献の摘出と其の考察
 三 結 語
朝鮮上代に於ける建築計画の数学的一管見(其の一)
朝鮮上代に於ける建築計画の数学的一管見(其の二)
       ―数学の応用発達と尺度に就いて―
 一 数理の発生と支那上代の数学
 二 楽浪郡時代
 三 三国時代
  (イ)高句麗
  (ロ)百 済
 四 新羅統一時代
  特記 石窟庵石窟の天体表現私考
 五 結 論
遺蹟構造物に現はれた朝鮮上代の方位に就いて
*もぐら家業者の小さな願ひ

       
(雑誌『朝鮮と建築』掲載エッセイ)
 (村田治郎)
*米田美代治の研究と生涯
(芹生春菜)
*米田美代治略年譜

  *=本書での追加項目)

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