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トップページ >> 既刊・新刊 >> 新訳 チップス先生さようなら

新訳 チップス先生、さようなら       Goodbye, Mr. Chips

チップス先生、さようなら・書影
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本文中に原本初版と同じ味わい深いイラストがついています!
図書館教育ニュースに紹介記事が掲載されました!

ジェイムズ・ヒルトン(James Hilton)著
大島一彦訳 ISBN978-4-86330-161-0 C0097
四六判・並製・160ページ
2016年5月刊
定価:900円+税   

時代の移り変りの中で、チップス先生が守り続けた大切なものとは?

英国のパブリック・スクールで教鞭をとる、懐しくも愛すべき老教師の姿を描いた不朽の名作を、流麗にして味わい深い新訳で。豊富な訳注とルビで、名作が読みやすく、より深くあなたの心に届きます。原本初版の挿絵つき。

この作品は、読手の側が想像力を充分に発揮しながら一行一行ゆっくりと心を込めて読込んで行くなら、一人の忘れ難い人物と一つの貴重な人生体験を深い感動とともに読者の心に残してくれる筈である。少くとも訳者はそんな風にしてこの作品を味わって来た。そしてその魅力的な人物と体験と感動を自分の心の中にしまっておくだけでは物足りなくなって、この新訳を思い立った訳である。(「訳者あとがき」より)

著者・訳者について

著者紹介
ジェームズ・ヒルトン(James Hilton, 1900-54)
イギリス生れの小説家。リーズ校およびケンブリッジ大学に学ぶ。大学在学中からアイリッシュ・インディペンデント紙やマンチェスター・ガーディアン紙などに寄稿。『失われた地平線』でホーソンデン賞、『チップス先生、さようなら』はベストセラーに。作品の映画化のために渡米し、のちにアメリカに帰化。映画『ミニヴァー夫人』でアカデミー脚色賞。

訳者略歴
大島一彦(おおしま・かずひこ)
昭和22年(1947年)茨城県生れ。早稲田大学文学学術院教授。著書―『ジエイムズ・ジヨイスとD・H・ロレンス』(旺史社)、『英国滞在記』(旺史社)、『ジェイン・オースティン』(中公新書)、『寄道―試論と随想―』(旺史社)、『小沼丹の藝 その他』(慧文社)。訳書―『サイラスおじさん』(H・E・ベイツ原作、王国社)、『マンスフィールド・パーク』(ジェイン・オースティン原作、キネマ旬報社、中公文庫)、『説得』(ジェイン・オースティン原作、キネマ旬報社、中公文庫)。編輯(共同)― 『小沼丹全集』(全四巻及び補巻、未知谷)。

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