廣木寧 著
A5判・上製・カバー(クロス)装・240ページ ISBN978-4-86330-171-9 C0095 2016年12月刊
定価:本体2000円+税
夏目漱石歿後百年におくる、著者渾身の作家論!
日本という国が世界史に無理往生に急遽(きゅうきょ)接ぎ木された明治という時代に生きた夏目漱石。
彼がその時代の中で追い求めたものは何だったのか。
『こころ』を軸に、激動の時代の中で漱石が見つめたものと、近代日本人に宿命の悲しみを明らかにする。 下巻では、乃木希典の殉死と漱石の英国留学に焦点を当て、森鷗外、小林秀雄、福田恆存、吉川幸次郎、正岡子規らの文章を
援用しつつ漱石終生のテーマを明らかにする。
★上巻、絶賛発売中!
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