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トップページ >> 既刊・新刊 >> ペットボトルはペットのボトル 誰も苦しまない長生きのための血液透析入門書

ペットボトルはペットのボトル 誰も苦しまない長生きのための血液透析入門書

ペットボトルはペットのボトル−誰も苦しまない長生きのための血液透析入門書・書影

《在庫僅少》
医学博士 矢花眞知子 著
A5判・並製カバー装・212ページ 2005年2月刊
定価:1800円+税 ISBN978-4-905849-23-0

皆が苦しみから解放される血液透析入門書!

「急変なし」、「長生き」、「元気」になるための血液透析の受け方と日常生活の送り方を、透析専門医が最新のエビデンスに基づき、様々なエピソードを交えながら、分かりやすく解説。導入患者さんのみならず、維持透析患者さん、ご家族、そして医療従事者の方の苦しみや悩みを軽減し、指針となる必携の解説書!

産経新聞、雑誌『Medical ASAHI』に採り上げられました

本書の姉妹編『急変なし長生き元気の血液透析の実際−透析文化支援システムの構築を目指して』絶賛発売中!

目次

まえがき

第1章 苦しまない血液透析にするために

通院する透析施設の選び方
血液透析について知り合いから教えてもらった情報は正しいのでしょうか
入院中に特定疾病療養受療証を取得し、身体障害者手帳の交付を申請しましょう
介護保険によるサービスの利用について
退院後も続けていただきたいことがあります
本当はとても不親切な、尿量で制限量を決める飲水、塩分の指導と厳しいリンの指導
これまでの患者指導に疑問を感じます
血液透析患者さん特有の生活習慣病とも言える疾患があります
透析全身症を発症させないために、ライフスタイルを改善します
ライフスタイルの改善を始めるには、透析導入期が最適です
血液透析ってどんな医療でしょうか
ダイアライザーの構造について
シャントって何でしょう
シャント手術ってどんな手術でしょう
血液透析導入のための入院期間はどれくらいでしょう
シャントの管理ってどうすることでしょう
血液透析を導入されたら、一生続けていきます
血液透析は週何回、1回につき何時間するのでしょう
アメリカが何でも良いとは限りません
透析中は足に運動させましょう
除水はあなたを生かしも殺しもします
総除水量を、私はこう決定しています
透析中血圧が下がらないと良いことだらけです
透析中の血圧低下は事故として扱われるべきなのではないでしょうか
体重を、誤って実際より重く測定すると危険です
ドライウェイトの設定は大切です
ドライウェイトには理想と現実があります
やせると太る心臓、太るとやせる心臓
やせると大きくなる心胸比、太ると小さくなる心胸比
心胸比の値にも理想と現実があります
適正な心胸比が30%台である患者さんはご注意ください
吸気不足では心胸比は間違って大きくなってしまいます
ドライウェイトは常に適正であるか、判定され続けます 
ドライウエイトを下げさせない患者さんがいました
血圧のコントロールを、ドライウェイトの上げ下げだけでできる患者さんがいます

第2章 ライフスタイル改善のために
四つの制限なくして血液透析患者さんの健康は守れません
ライフスタイルを改善すれば、制限は制限でなくなります
急変なし、長生き、元気の三つが飲水制限をする理由です
あなたの一日飲水量が決まります
ただし、透析患者さんの身体に一番良い飲物はただの水です
一日飲水量が決まったら、即実行です
透析導入期から飲水量を守っても、脱水にはなりません
ペットボトルを、ペットはボトル、にしてください
飲み方上手になりましょう
ただし、喉が乾いた時には水を飲んでください
飲水量を守れなかったらどうしましょう
うがいは水を飲む行為であることをご理解ください
お粥しか食べられない時はどうしましょう
仕事上の接客のため、お茶を飲む習慣があるあなたへ
喉が乾かないよう塩分を控えて飲水量を少なくします
血清ナトリウム値が低いからよいというわけではありません
血清リン値のコントロールは、透析患者さんにとって生命を左右する重要な課題です
血清リン値のコントロールは、高リン血症の危険性の認識、薬物療法、間食食事療法、血液透析療法の四本立てで行います
血清リン値を下げるための薬物療法、間食食事療法について改めてご説明します 
炭酸カルシウムはぜひとも間食中と食事中に内服してください
炭酸カルシウムの内服を忘れたらどうしましょう
炭酸カルシウムを血清リン値が下がるまで増量し続けることはできません
塩酸セベラマーは食前に内服します
血清リン値が下がらない場合もありました
  では、血清リン値は低いほどよいのでしょうか
高カリウム血症では突然死してしまいます
カリウムの摂取を控えるためにはどうしたらよいでしょう
血清カリウム値の高い患者さんがいました
血清カリウム値が低過ぎても困ります
水、塩分、リン、カリウム以外の食事の制限はありません
太っていることは最高です
年末年始こそ日頃の自己管理の実力を惜しみなく発揮すべき時です
お餅はお勧めできません
最小限のライフスタイル改善で最大限の成果を得たいあなたへ
ライフスタイル改善のお話を終える前に一言申し上げたいのですが


第3章 血液透析を快適、安全に受けるために

出血がある時や頭部を打った場合は、透析を始める前にスタッフにお申し出ください
毎回透析時は、あなたの体調についてお尋ねします
透析中何か変わったことが身体に感じられたら、すぐスタッフにお知らせください
透析中吐き気や嘔吐がみられることがあります
透析中頭痛がしてくることがあります
透析中便意をもよおすことがあります
透析中透析液の温度を上げることは好ましいことではありません
透析中眠ることは好ましいことではありません
透析中針を留置している腕をくことは危険です
透析中あめをなめていては危険です
透析中お腹が痛くなることがあります
透析中足がつれてくることがあります
穿刺中や返血中のスタッフを急がせる声かけは事故につながります
返血しているスタッフに話しかけることは危険です
止血は、針が血管を貫いている箇所を念頭に置いて行います
突然透析後に穿刺部位から出血してきたらどうしましょう
透析直後にいきなり立つと血圧が下がって気分が悪くなることがあります
透析中や透析後に食事をとることは危険を伴います
食事性低血圧を軽視することはできません
待合室で先輩の患者さんと透析間体重増加の比較をしても無駄です

第4章 ライフスタイル完成のために
血圧のコントロールは月の単位を要します
足をぜひ大事にしてください
糖尿病のあなたへ
高脂血症について
お酒は飲んでもよいのでしょうか
タバコは吸ってもよいのでしょうか
風邪やインフルエンザから身を守りましょう
便秘は透析間体重増加が多過ぎることの理由にはなりません
透析患者さんは便秘がちです
下痢をしたらどうしましょう
皮膚がかゆくなる原因を作っていませんか
夜間足がイライラすることがあります
男性の乳房が大きくなることがあります
汗をかきにくくなります
どういう運動をしたらよいのでしょう
お勧めできない運動があります
お風呂にはどう入りましょう
薬の内服を勝手に中止しては危険です
睡眠薬は怪我をする元、要注意です
他院から処方された薬は主治医に教えてください
抜歯は透析の翌日に予定を組みましょう
貧血を治すためにたくさん食べた方がよいのでしょうか
ビタミン剤は飲むべきでしょうか
健常人の健康法を行ってはいけないのでしょうか
旅行はできるのでしょうか
災害に見舞われた時にはどうしましょう
透析文化の壁
引越しのため転院することになったあなたへ
透析患者さんが高齢になるとどうなるのでしょう
長期血液透析による利点はあるのでしょうか
長期血液透析による合併症にはどんなものがあるのでしょう
あなたが腎移植を受けるために
最後になりましたが、ご家族へ

文 献
あとがき
索 引

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ペットボトルはペットのボトル−誰も苦しまない長生きのための血液透析入門書・パンフレット→PDF:チラシ『 ペットボトルはペットのボトル』(950kb)


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