千宗旦
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田中 稔 著
A5判・並製・カバー装
定価:1300円+税 ISBN978-4-905849-87-2
350年の星霜を経て、今、「真実の宗旦」が明らかになる!
千利休の孫にして茶道三千家の祖・千宗旦(せんのそうたん・1578-1658)。史料・史実重視の立場で250通を超える宗旦の手紙を丹念に解読し、従来「伝説」「定説」として伝えられてきた虚像を覆して、本当の「人間宗旦」を浮き彫りにする。宗旦と茶道に関する研究史に一石を投じる快著!
2008年=宗旦350年忌 記念出版!
姉妹図書『現代語訳 宗旦文書』も好評発売中!
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著者略歴
田中 稔(たなか・みのる)
昭和10年、横浜市生まれ。昭和38年、関東学院大学非常勤講師。昭和62年、裏千家茶道入門、塩月弥栄子氏に師事。平成15年、平野宗禮氏に師事、茶名「宗稔」。昭和63年、波多野幸彦氏に師事し、「古文書(手紙)」を学習。平成2年「利休の手紙」を読む会、平成5年「宗旦の手紙」を読む会を千葉県市川市に設立、平成13年「掛物の勉強会」を千葉県富津市に設立、それらの主宰を務める。著書『現代語訳 宗旦文書』(平成16年12月・弊社刊)。 |
目次
凡 例
一、まえがき
二、紫衣事件
三、有 付
四、借 金
五、大徳寺
六、桜の御所様
七、東福門院様
八、王鞬南
九、長男宗拙
十、後妻宗見
十一、宗旦の茶
十一―一、まえがき
十一―二、道具の由来
十一―三、釜集め
十一―四、炉、風炉
十一―五、茶 室
十一―六、自分本位
十二、茶 友
・石川素閑
・入江宗二
・入江九郎右衛門
・石河壱岐守(貞政)
・小堀左馬助(正春)
・三郎右衛門(古筆了榮)
・五郎作
・知 存
・三五郎(織田有楽孫)
・細川三斎
・山田宗徧(周覚)
・後藤少斎
・山村榮智
・菅沼宮内(定堅) |
・片桐石州(貞昌)
・朱屋宗因(田中)
・宗 長(塗師)
・宗 任(任)
・宗 甫(山科)宗旦実弟
・宗 和(金森)
・竹 庵(政次)
・後藤長助(長介)
・道 味
・中坊時祐
・半井古庵
・十 甫
・上林味卜
・柳生主膳
・柳生十兵衛
・唯 心(河辺)
・吉村宗里
・良 安(佐野)
・了 佐(古筆)
・以 策
・渡辺一學(紀州藩士)
・大源庵(天室宗竺)
十三、まとめ
@有 付
A家族愛
B少 庵
C非凡なる凡人宗旦
D死生観
十四、引用文献
十五、あとがき
十六、索 引
著者略歴 |
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